使いすぎによる関節の痛み

指や腕を使い過ぎて痛みに悩んでいる方は結構いるのではないでしょうか?当院に来られる方にもそういった痛みを訴えて来られる方は多いです。私も仕事柄使うことが多いので痛みが出る時もあります。

この痛みが中々とれない理由・・・

まず第一に自分の筋力以上の負荷をかけているということが考えれます。自分の持っている筋力以上の運動をさせると、筋と骨の付着部が痛覚を感知し筋の動きを制御します。そうなると休める事が必要となりますが、現実それで仕事を控えるなんてことは大抵の方が難しいと思います。

もう一つの理由として体液循環が悪くなっていることが考えれます。
血液というのは細胞に栄養を届けて活性化させていますが、この血液が行き渡りにくい状況になっている可能性があります。

血液というのは我々が生きていくのに必要不可欠な物質です。その血液が流れないと修復は行われないわけです。

同じように使っていても左右で違ったりします。右腕は痛くないのに左腕は痛いといった場合ですが、日本人であれば右利きの方が多数だと思いますが、あまり負担をかけていない方が痛いというケースであれば血液循環の悪さが考えられます。

その血液循環が悪くなっている理由は何か?
まず、防御反応による周辺筋肉の緊張です。筋肉の緊張が強いと血管の通り道も狭くなるので血液循環は悪くなります。これが患部だけの筋肉を緩めるだけで解決すればよいのですが、患部周辺の神経伝達も悪くなっていると、それも循環が悪くなる要因となります。

後、普段から冷えを感じている方も血液循環が悪くなっている可能性が高いです。血液が流れないと体温は上がらないので冷えというのは血液循環が悪い証拠でもあります。

単純に指の痛みが出ているのは使いすぎだけが原因ではなく動きのキャパシティや修復能力を発揮できない状態になっている事が大きいという事を認識していただいておくと良いのではないかと思います。

嬉しいお知らせ

新年あけましておめでとうございます。
昨年に引き続きコロナウィルス蔓延の為に自粛生活を余儀なくされている状況ではありますが、今年中には落ち着くことを願っております。

さて、今回患者様より嬉しいお知らせをいただきました。
以前、当院で不妊施術させていただいておりました患者様より、ご出産された報告をいただきました。

年齢的な部分を考えると自然妊娠は非常に厳しいとの判断をされていたので妊娠は半ばあきらめておられているようでしたが、体外受精の選択をされ無事妊娠出産をされました。体外受精でも確率はあまり高くはないのですが、奇跡的に1回の体外受精で成功されました。

当院で自身でできるアプローチ等を指導させていただき、継続して行ってくださっていました。母体の状況が悪いと妊娠しても無事に出産することは困難になります。その事もご自身にお伝えしていたので、自身で気を付けて過ごされていたことでしょう。このような情勢ですので気を遣う部分も多かったことも想像できます。

どのような症状であろうとも私どもができることは限られております。重要なのは、ご自身が自分の状況を理解して継続して自身のケアを行うことが大事です。

今回このようなご報告を受けたことを心よりうれしく思います。これからもこういった嬉しい報告が増えるように日々精進しようと感じております。