副交感神経優位になるポイント

先日、東京から帰って参りました。京都と比較するとまだ暑さはマシな感じがしましたが、暑い事には変わりありませんね。
ようやく、東京に行くのも慣れてきた感じで、初めて六本木に行きました(本を買う為だけに・・・)。
最初はかなり緊張していましたが、最近では東京に行くのが楽しみになってきています♪

さて、最近施術をしているとある事に気付いたんですが・・・

首や肩の筋肉が硬い人は、首の前部の筋肉のハリも相当強く、硬くなっております。
この部位を触るのを嫌がる方も非常に多く、痛がる方は多いです。非常にデリケートな部位でもあるので、慎重に施術を行う必要はあります。

頭痛や肩関節の痛み及び腕の痺れ等にも関与する部位でもあるので、悪い人は軽く触らせてもらっています。

触りはじめは確かに痛みが強いのですが、慣れると心地良くなりリラックス出来るようになります。

今回、この事で首には副交感神経優位になるポイントがある事に気付きました。以前から、動物等の首をなでるとおとなしくなる事に疑問を感じていたのです(うちにはチンチラがおり、いつも暴れまわっておりますが、首を触ると驚くほどにおとなしくなるので)。
とはいえ、あくまで私の経験から言える事なので・・・。

そして、背中の筋肉が硬くなっている人は交感神経優位な生活を送っているか、睡眠がしっかり摂れていないケースが考えられます。単純に姿勢が悪いというだけの問題ではないことも多々ありますので、心当たりのある方は、寝る前に少し首を温めてあげると良いかと思います。

生活を送るうえで、交感神経・副交感神経はバランスよく均衡を保っていますが、この均衡が崩れる事で体に様々な影響が起こります。その為にはご自身の生活を見直すようにして下さい。

不眠症

不眠症のクライアントの施術を行いました。

不眠というのは、交感神経が昂っている状態であることが大半です。その交感神経が昂る理由として・・・
・悩んでいる事がある
・体が冷えている
・緊張している
・動き過ぎ
これらの事は睡眠を妨げる要因となります。
クライアントさんには色々と状況を伺い、上記の事についてお話させて頂きました。ご自身で出来る事も指導し、施術させていただきました。

睡眠不足や頭痛の方に共通しているのですが、皆さん首の筋緊張が半端ない方が多いです。頸椎の緊張は睡眠を妨げる要因となりますので、しっかりと緩める事が必要です。

日常生活の中で上記の項目が当てはまっている人は熟睡が出来ないため、ちょっとしたことで覚醒してしまったりします。そうなると日中は眠たくなってしまい、仕事の作業効率は悪くなってしまいます。

たまに寝るのが勿体ないという方も居られますが、睡眠というのは生命活動をするうえで非常に重要な役割をしており、消化や吸収・疲労回復・成長・思考の整理・便形成を行っています。これらの事が正常に行われなくなってしまうと自律神経の乱れを生じるので体調不良の原因をつくります。

睡眠不足の背景にあるのは、精神的な不安であったり悩みというものが多く、これらを取り除くことも重要な事になります。今回それに関する事もお話させて頂きました。

不眠症で我々が介入できるのは、指導の部分が大きく、施術を行って改善してもご自身で改善する努力は必須ですので、自宅でのケアに関する事はしっかりとお話させてもらいました。

施術後は少し楽になったようなので安眠できるのではないかと思われます。ただし、私が介入しても日々の努力が必要となるので、今後の経過もみていきたいと思います。こちらにも少し詳しく書いておりますので参考にご覧下さい。
不眠症

PS.いつもなのですが、問診の重要さは改めて感じました。私自信の力不足もあるのかもしれませんが、しっかりとお話を聞くことが解決には必要な事であると私は思っております。