引きこもり傾向にある人

あくまで、私の経験上での話になりますが・・・

今まで接してきたクライアントで引きこもり状態になり易いタイプの人にはある共通点が見られます。

人と接せることが苦手であり、人に触れられることも苦手だったりします。
社会に出るということは少なからず、人に接する状況になります。

身体を触れようとすると、逃げる動作や筋肉を硬直させるといった防御反応を起こします。こういった状態になると中々施術を行うのも大変で苦労するような方もおられました。いわゆる感覚過敏です。

人というのは、本来一人で生きていく事というのは不可能なため何らかの形で人と接する必要性があります。家族という枠の中で生きていく事が生涯可能であれば最低限の他者との関わりだけで済ませることができますが、現実はそうはいかないでしょう。

薬やカウンセリングだけで解決するのであれば、それに越したことはありませんが、心と身体はつながっていると私は考えております。心の不調というのは身体にも表れ、逆もありきと思っています。

薬というのは一時的に使用する分には非常に効果的な方法と考えますが、長期的に使用することが正しいのかといわれると、微妙なところですね。
*病気の種類により、どうしても手放せない場合もあります。

外部との接触を遮断するという人で他者に触れられるのが好きな人がいるとは考えにくいですね。それらの事を改善するためには少しずつでもいいので、外部との接触機会を増やすこと、感受性の弱い部分から接触を試みる事も必要です。

周りが許容する環境も大事かもしれませんが、現実そんな環境ばかりではありません。ある程度は受け入れのできる心身の状態にすることが大事です。

今の状況になってしまった背景を辿って、何が今の状況を作り出しているのかを再確認することが必要で、先天的なものであったり、環境の問題であったり、栄養状態であったり、何らかのケガや病気が原因になったりします。

感覚が敏感すぎることで、様々なストレスを受けやすい状態になっていると思います。

お悩みの方やご家族の方はスタートは少しでも感覚のスイッチを鈍麻にさせるように努力していく事が必要ではないかと思います。

自律神経に関する疾患について思う事

自律神経に関する問題に対して思うことがあり、本当にその問題は身体の問題だけなのか?はたまた思考だけの問題なのか?という部分に度々直面します。

例えば「寝れない」という事一つについても色々なことが考えられる訳です。
・昼間に考えごとをしており、その事が頭から離れないから気になって眠れない
・昼寝をし過ぎて眠れない
・日中に運動しすぎて眠れない
・痛みがある為に気になって眠れない
等が考えられる訳です。

元々は精神的な部分から起こっているケースもあれば身体的なことが原因になっているケースもありますし、身体の栄養状態が原因となっているパターンもある訳です。
これらの事を考えると、一つの部分で対策したところで、他の部分が解決していなければ根本から治すことにはつながらないわけです。

これだけの情報化社会なので調べれば方法は色々と出てきます。そしてこれで「結果が出ました!」という事を鵜呑みにしても、その方が解決しただけで自分も該当するのかといえば、そうではありません。人により原因は違いますし発生機序も違います。

根本から治したいというのであれば、トータルで見ることも必要であるのではないかと私は考えております。

胃腸の具合

これから、暑さも軽減され食べ物がおいしい季節になってきますが、食べ過ぎてしまうと胃腸の具合が悪くなってしまうこともあります。

胃というのは、食べ物を分解して体内に吸収されやすい状態にする器官です。そして小腸で分解された食物の栄養を体内に吸収する器官です。

胃というのは交感神経が働いていることで活動しやすくなります。(この部分に関しては色々な見解もあるとは思いますのでご了承ください。あくまで、私の考えです)そして、小腸に関しては、副交感神経優位の状態で活動しやすくなるわけですが・・・

交感神経優位の時は覚醒している時、何か考えている時などです。副交感神経優の時はリラックスしている時、寝ている時です。

夜間というのは特に、成長や修復を促すためにも睡眠が必要になります。
睡眠がとれないと、便秘がちになったり、下痢を起こしやすくなるのはこのことも原因の一つです。腸内で吸収すべきものが吸収できなかったり、水分を過剰に吸収したりしています。

胃の過活動は胃酸分泌が活発になり過ぎて胃酸過多状態となります。消化液は出ているのに、食物が入らないために胃壁を傷つけてしまうので胃の痛みとなって表出します。

もし日常生活で便秘や下痢で悩んでいる方は、ちゃんと睡眠を摂れているかまず生活を見直してみてください。もし睡眠時間がとれていないのであれば睡眠を摂る時間を確保できるように対策してください。そして、日頃の生活で胃の痛みを感じやすいのであれば、緊張する状態が多くないか見直してみてください。場合によっては環境を変える事も必要かもしれませんが。

大病というのはこういったことの積み重ねが身体に負担となり引き起こされますので、気づいたら生活を変えて自身の身体をいたわってあげてください。

メニエル改善例

これまで色々な症状を改善してきましたが、具体的な改善例を余り載せていませんでしたので、様子を見てこちらにアップさせていただきます。

パートナーを無くしてから消沈してしまい、暫くしてから目眩が起きるようになり、病院で検査を受けメニエル病と診断を受けたとのことでした。

*メニエルとは
メニエル病とは30代後半から40代の女性に多く見られる病気でなぜ起こるかについての詳しい事は分かっていません。痩せ型で几帳面、神経質な人に多く、精神的身体的疲労、ストレス、睡眠不足傾向の人が発症し易いようです。

内耳にある蝸牛、三半規管、前庭にはリンパ液が多く含まれ、袋状の構造をしています。このリンパ液はある一定量に保たれていますが、何らかの原因で過剰に作られたり、吸収の阻害がされることで内リンパ水腫を起こしてしまいます。

話を聞いていると、中々寝つきが悪く寝る前に色々と考え事をする事があるようで、しっかりした睡眠はとれていないようでした。明らかに交感神経過多状態が続いているのが理解出来ました。

そして、身体の筋緊張も非常に強く、弛緩するのにかなり時間が掛かりました。自律神経を安定させるような施術を行い神経指圧を並行して行わせてもらいました。現状でも十分に弛緩しているとは言い切れず、かなり緊張は強いのですが、以前と比較し目眩の回数も減ってきており。睡眠もとり易くなってきたようです。

まだ、完全には消失していませんが良化傾向にあるようで、安心しました。ご自身で出来る神経へのアプローチも指導させて頂きました。筋緊張が強いと体液循環も滞り易いので、継続施術には来院して頂いています。