海外の方の施術

先日、新たな試みとして海外の方の施術を行いました。
幸い語学堪能な方が身近におられたので通訳を付けた環境で施術を行わせていただきました。

日本にはALT講師として1年ほど滞在されており、日本語にもある程度慣れてきた感じの方です。中々実情として海外の方が体調不良になるとどういった所に行けばよいのか分からないらしく、場合によっては お断りされることもあるそうです。

グローバル化を叫ばれている昨今ではありますが、現実には諸外国と比較して日本は遅れているのではないかなぁと感じています。英語教育の面でも文法ありきの教育から対話ありきの英語にシフトするべきでは?と個人的には思っております。

さて今回なぜこのようなことを行ったのかというと、上記した通り現実問題日本語が話せないことで困っている方が一定数いるという話を聞いていたので、少しそういった部分でお役に立てればと思い試験的にしてみたのですが、私の語学力ではとても厳しいので通訳の方についてもらい施術したのですが、やはり伝えたいことがちゃんと伝わるというのは非常に安心感があるようで、満足されていました。

また今後もこういった機会があれば挑戦していきたいと思いました。

施術風景

膝に水が溜まるのは?

膝というのは身体の上部からかかる体重を支えてくれている関節です。
その膝には運動の種類により多くの負担がかかります。でも、それを痛めずに使えているのは関節にあるクッションのおかげです。
そのクッションというのは関節軟骨であったり半月板と呼ばれる軟部組織であったりします。
でも、それだけだとダイレクトに衝撃がかかる為、関節液が関節に含まれています。
その事により関節にかかる負担を軽減してくれているのです。

ところが、膝にかかる負担が多すぎるとクッションの役割が追い付かなくなり膝を痛める事になります。そうなると身体は防御をする為に関節液が送り込まれ膝にかかる負担を軽減させようとします。そうなると、膝に関節液が溜まっていきます。その事で膝が腫れた状態になり関節を曲げにくい状態になるのです。
それだけでなく痛みも発生してくるため膝を動かせる可動域が狭くなっていきます。

水が溜まる理由というのは上記のことが原因となっています。では運動もしなくてこれといった膝に負担がかかる運動や仕事もしていないのに痛みが出る方がおられます。これはなぜか?
このことは、歩き方に原因があることが多く普段から自分の歩き方の癖に気づかずに歩いていて、知らない間に痛めていたりします。そして筋力が落ちていく事によって益々膝を痛める事により膝の変形を招くといった結果を引き起こしてしまうのです。

膝の水を抜くとその時は非常に楽になりますが水が溜まる原因を解決していかないと同じことの繰り返しとなりますので、いつも整形外科にお世話になっている方は先生に相談して今の現状が起こっている原因を確認しておくことをオススメします。