生理が起因する腰痛

先日、ぎっくり腰で立てないという事で来院されたクライアントさんですが、最近は重労働が多く腰に負担の掛かることが多々あった様子でした。

ぎっくり腰の時は基本、痛い動作を避けて施術を行わせて頂きゆっくりと筋緊張を解していくのですが、緊張の範囲が広すぎると中々解れなかったりします。全ての施術に言えることなのですが、緊張が強いと肝心な部分にアプローチが出来ないため、思ったような結果出にくいのです。

施術させていただき、緊張がある程度取れてアプローチすると少し緩和したのですが、まだ、痛みがあったので詳しく聞いてみると生理痛も複合していたようで、その事が今回の症状が酷い原因だとわかりました。

生理痛というのはホルモンの影響により、起こるのですが人により症状の酷さはマチマチです。聞いてみると、毎回生理痛の時は腰痛が起こり易いとの話でしたので、とりあえず初回は安静にしてもらうように指導させて頂き、後日、子宮に関連した部分にアプローチをして施術を終了しました。

翌日には嘘のように楽になったとの報告を受け安心しました。

女性の場合は男性と違い生理がある為、そういった部分も考慮して施術を行う必要があります。今回はそういったわかり易い例でした。