不妊対策

妊娠したいができない事には理由があります。当然の事ですが・・・。現在、施術されている方は年齢的にはギリギリのラインではないかと思われます。とはいえ、総体的に考えると、難しいレベルにはあります。

現在、可能性を高める為に母胎環境を整える事や体重管理等の指導を行っています。そして、姿勢も母胎環境に大きく影響する為、その手の指導も行っています。

根本的な問題がある場合は論外となるので、産婦人科での受診は施術前に確認する事が必要です。甲状腺、卵管の状態なども加味して考える必要もあるからです。

そして生活環境も見直す必要があります。ストレス過多な生活を余儀なくされる状況になると女性ホルモンの量も低下してしまうので、環境を変える事は必要です。

母胎環境というのは重要で胎児の住環境になるからです。我々でもそうですが、生活環境が狭苦しいと快適に暮らせますか?それと同じで胎児にとっても重要な要素であるといえます。そして、母親の食生活も胎児に影響を与える事になりますので、その辺りの指導も行っております。

妊娠しにくいというのは、卵子が精子を受け入れても、身体が受精卵を異物とみなしてしまい攻撃してしまうという可能性があります。そういった事を考えると過敏な反応を抑える事が必要になってきます。

今回のクライアントのケースでは人に触れられることに拒否反応を示す傾向があったので、人に触れられることに慣れましょうと指導しました。不妊治療と言うのは片方だけの努力では成り立ちません。やはり夫婦で協力しあう気持ちも大事です。
皮膚の敏感さは細胞間の拒否反応も起こり易い状況であると私は考えています。その為には受精卵を受け入れやすい環境づくりというのは必要ではないかと思います。

後、体温の低下は細胞の活動が低下してしまうので体温を上げておくことも重要です。その為に自宅でもお腹回りを温める習慣をつけるようにお伝えしました。

現代では不妊に悩んでいる人は多く、必ずしも上記の事だけが原因で起こっている訳ではありませんが、可能性を上げる為にも夫婦で考えてみて頂きたいと思います。