花粉症について

春になり🌸も少しずつですが花が開きだしていますね。京都はこれから観光シーズン突入という感じです。

さて、春先と言うのは杉の花粉が多量に飛散するので、花粉症に悩まされている方にとっては非常に辛い時期でもあります。
当院のクライアントさんにも花粉症で毎年悩まされている方が多数おられますが、こちらで指導した通りにして頂いた方は殆どが改善傾向にあるようで、こちらとしても嬉しい限りです。大体8割方の方は改善報告を伺っております。

花粉症というのはアレルギー症状の1つで、粘膜の過剰反応によって引き起こされます。
異物が侵入すると、リンパ球が動きだしIgE抗体と組織にある肥満細胞が結合しヒスタミンと呼ばれる物質が放出され、血管の透過性が上がります。そして体内に入った異物に対して排出を促す為に、透過性が上がった場所に体液が沢山集まってきます。その事でくしゃみや鼻水が出るといった反応が起こるのです。

では、反応が出る人と出ない人の差は何なのか?と言う事になりますが、これは鼻の粘膜が過敏になり過ぎていると考えられます。その過敏になる理由と言うのは、環境によって左右されるとも思われます。

IgE抗体は昔、体内に入ってきた寄生虫を体外へ排出する為に反応して体外へ排出させる役割を担っていましたが、現在では寄生虫が体内に存在する人は余りいなくて、役割が無くなった為に花粉に反応するようになったと言われていました。

でも、寄生虫が居なくても反応する人と反応しない人がいるという事はそこが原因かどうかは定かではありません。確かに寄生虫がいた頃と比べると確率は上がっているかもしれませんが・・・

その辺りに関する詳しい事も今後「身体の治療所in南京都」にアップしていきます。